婚活インタビュー
- 2009年11月
- 株式会社アクセルメディア代表取締役の諏訪 功(すわ いさお)氏は、明治大学卒業後、UCC上島珈琲株式会社勤務を経て、2001年に株式会社アクセルメディア(旧・有限会社フレンドリンク)を創業されます。「価値ある出会いのインフラを作る」の理念のもと、意識の高いビジネスパーソン同士が出会える場としてフレンドリンク異業種交流会を開催。それ以後、交流会は首都圏のみならず全国へと展開し、毎年5000人(現在までの参加延べ人数は4万人超)が参加する日本最大の異業種交流会として世間からの評判も上々です。ビジネスパーソンの出会いのインフラを見事構築された諏訪氏は、現在、株式会社アクセルメディア(WEB制作会社)の経営者であり、同社のプロデューサー・ディレクターを務める傍ら、NPO法人や外資系法人の設立に携わられ、更には中国の日系企業の役員に就任するなど幅広い分野で活躍されています。マルチな才能を発揮されながらも、とても気さくで笑顔をたやすことのない諏訪氏に「結婚観」「婚活」についてインタビューいたしました。(取材場所:ヒルトン東京)

- ・諏訪さんの周囲の方の結婚事情と結婚活動について教えてもらえますか?
-諏 訪-
- 僕は現在36歳で、同年代の友人を見ると結婚しているのは半分くらいですね。
- 本人たち(未婚の友人)の本心は図りきれませんが、傍から見ている感じでは結婚に対する意欲というものはあまり感じられないような気がします。
- ・現在の婚活ブームについてどう思われていますか?
-諏 訪-
- 詳しい内情はわかりませんが、個人的な印象として、いま言われている「婚活」は「女性が結婚相手を探す活動」というイメージを持っています。お見合いや合コンなど、これまでも恋愛や結婚相手を探す行為というものは昔から普遍的にあったものだと思いますが、それらはどちらかというと男性側が主体となってきたのに対し、最近の婚活は女性が主体という感じがしますね。
- そういう意味では、いま子供の人数割合では女性が多いようですし、今後ますます女性が結婚相手を探しにいかなくてはならない状況とが続くと考えられます。だから、今で言う「婚活」の流れはずっと続いていくと思いますよ。ただし、「婚活」というキーワードはなくなるかもしれませんが。
- ・諏訪さんが結婚して良かった点を教えてもらえますか?
-諏 訪-
- 家族ができるって、本当良いですよ(笑)
- 感覚的な話で申し訳ないですけど、家族がいるだけで日々の生活の「温かさ」が違います。
- 独身時代も好き勝手やってきて、男の友人もたくさんいてスノボだ、カラオケだ、飲み会だと遊びにも事欠きませんでしたし、仕事でも会社の上司や先輩、お取引先の方にも可愛がってもらっていたんで毎日楽しかったんです。お付き合いしている女性もいましたから、独身生活は充実した日々を送っていて、それこそ自分の中では「満点」の生活でした。
- しかし、そんな僕でさえ、結婚してみて家族ができた幸福感というものは、想像以上でしたね。その幸福感の源はやはり子供ですね。娘が3人いるんですが、その可愛いさったら、それこそ想像を絶するものがあります(笑)
- 子供が出来てはじめて「この世に自分より大切なものが存在するのだ」ということを知りました。目の中に入れても痛くないとは、昔の人は良く言ったものだと思いますが本当にそんな感じです。(笑)
- ・結婚するうえで、これは注意した方がいいよと思う点があれば教えてください。
-諏訪-
- どうですかね、特に思い浮かびませんけど・・・。
- あえて言うなら、結婚後も独身時代の生活を引きずろうと思わない方がいいと思いますよ、と言うくらいでしょうか。
- やはり実感として、独身時代の生活と、結婚して、ましてや家族ができると生活スタイルは一変しますよ。独身時代には出来ていた趣味や取れていた自分の時間というものは確実に減りますから。たぶん、なかなか結婚に踏み切れない人は、この点を嫌がる人が多いんでしょう。でも、それはやむを得ないことだと割り切るしかないですね。
- そうでないと、「自分の時間がない!」「独身時代にできていた趣味ができない」と日々嘆くことになるし、いちいち不満に思っていたら結婚生活は暗いものになってしまいます。学生だった人が社会人になれば、遊ぶ時間や自分の時間が減るのと同じように、結婚すれば当然自分の時間は減るし、趣味の時間も減るものです。
- そういう時間が減ったとしても、奥さん(または旦那さん)と楽しい時間を過ごす中で、家族の時間があり、自分も楽しい生活を見つけられたりすることで独身時代とは違った楽しみがでてくるものだと思っています。なので、まあ「独身時代のスタイルにこだわらない」と言う点でしょうか。
- あ、あともう1点ありました。
- これは個人的な持論ですが、結婚相手を選ぶ時は相手の「今」ではなく「将来」を見るようにした方が良い、と思います。結婚生活は40年から50年という長いスパンでの付き合いです。
- 確実に、相手の「今」は変化しますからね。
- 「今」年収が高い、「今」見た目が良い、「今」こんな仕事をしていると言うのを条件にしていると、「今」が変化したときに「こんなはずじゃなかった」となりますよね。
- それよりもより、普遍的なもの、優しさ、考え方(=習慣)、愛情(感情的な)を指標にすると失敗は少ないのではないかと思っています。
- これは賛否両論あると思いますが、血液型や兄弟構成による相性なども普遍的な指標になるのでは、と思っています。自分の恥ずかしい過去を暴露するのもなんですが、僕が結婚したときは、勤めていた会社を辞め、起業した後で全然ビジネスがうまくいっておらず、それこそ「超」がつくほど貧乏でした(苦笑)
- でも、うちの奥さんはその状況を知ったときに、顔色1つ変えずに「あなたなら大丈夫。きっとすぐに成功するだろうから心配していない」と言ってくれました。
- 僕は、いまだその言葉に応えるほどの成功には程遠いんですが、最悪の状況を脱した今でも、いえ、むしろ今だから、その時に自分を信頼してくれた、うちの奥さんには感謝してもしきれない思いを持っています。
・素敵なお話ですね! 夫婦の絆が目に見えるようです。奥様は人間が出来ていらっしゃるんですね。
-諏訪-
- ええ(笑)
- 自分の話で恐縮ですが、結婚にあたっては「今」だけを見ず、「将来」の姿をイメージしながら相手を選んで欲しいと思います。まあ、当時奥さんに僕を「今」で判断されていたら、絶対に結婚してくれなかったでしょうね(笑)
・いま婚活している方へメッセージをお願いします。
-諏訪-
- 僕の奥さんは同じ中学、高校の同級生ではあったんですが、卒業以来10年ぶりに再会すると、3ヶ月後には結婚していました。
- 周囲からはら「スピード婚」とか「ビビビ婚」、これはちょっと古いですかね(笑)、なんて色々言われましたが、実はそういうカップルって意外と多いんですよね。
- 今このインタビューを読んでいて、「いい人が見つからない」と、多少気分が落ち込んでいる方でも、ひょんな出会いから、今から3ヵ月後や、半年後には結婚している可能性だって充分あるわけですよ。
- いま上手く行っていないからと言って、明日も来年も上手く行かない、なんてことはない訳ですから。
- 僕はホームページ制作会社の経営の他に異業種交流会を主催しています。
- この交流会は「フレンドリンク異業種交流会」と言う会ですが、全国で開催していてこれまでに4万人以上の方にご参加頂き、最近では日本最大級の異業種交流会と言ってもらえるようになりました。
- この交流会を通じて、ビジネス系ではありますが「出会いの場」をご提供していることになるのですが、僕の座右の銘の1つに「人の出会いは一生を変える」というのがあります。読んで字のごとくですが、この出会いは「一瞬」でやってくるものだというのを常々感じています。その出会いの「一瞬」さえ見つけてしまえば「人生は変わる」んです。
- ただ、そのためには、その出会いの「一瞬」を得る必要があります。
- それにはやはり「出会いの機会」を求める努力をする。いくら結婚したくても「出会い」がないと何も始まりませんし。もし、出会う機会がなければ自分で探して、動けばいいんです。見栄やプライドが邪魔をして動けない、動かないというのは「大いなる機会のロス」だと思いますよ。
- それを乗り越えて手に入れられる幸せは想像以上だと、僕は思っています。
- ぜひ、「会っても会ってもいい人がいない!」「私は婚活なんかしなくても良い人が見つけられるはず!」と言う人がいたら、行動しない理由はこの際、横に置いて、一緒に幸せを実感できるパートナーを見つけるんだ。と言う意気込みと熱意を持ってパートナー探しを頑張って下さい。
- ・結婚とは?を、改めて自身に問いかけたくなる諏訪イズムが詰め込まれたインタビューでした。この度はご多忙の中、取材にご協力頂きましてありがとうございました!(取材文中、敬省略)
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